おはようヘミングウェイ

想う 観入る 書き表す そして存在が生まれてくる

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

真夏の終わりに時を編む

この世に生まれたものは、時とともに変遷しながら、いつかはこの世から消え去る時がやってくる。国家も政治も経済も、人も家族も社会も、すべて歴史、すなわち時間の渦の中に呑み込まれていく。2004年から書き始めたGooブログ・おはようヘミングウェイにも、…

太宰治 満願 夏休みの大人 5

四国で仕事をしている息子が実家のある九州に久方ぶりに帰って来た。逞しさを増した、20代前半のその顔を観た母親の開口一番の言葉が「太宰治みたいな髪型になっている!」 知人からこの話を伝え聞いたわたしの当初一番の想いが、それって、どんな髪型なんだ…

スヌーピー 夏休みの大人 4

スヌーピー。言わずと知れた、米国人のチャールズ・モンロー・シュルツ原作の漫画ピーナッツに出てくるワンちゃんの名前である。のほほんとした風貌で、やること、なすこと、言うことが面白いので、10冊でワンセットの箱入り全集を持っている。いつでも読め…

エプスタイン文書 夏休みの大人 3

ドナルド・トランプが大統領に再選されて、議会の承認の必要がない大統領令を連発し、中世から近世の欧州の絶対君主みたいな王様ぶりを見せている。米国への輸出国を相手に貿易赤字を理由としたべらぼうな関税の引き上げ―自由貿易経済への逆行―や、治安維持…

国宝 夏休みの大人 2

コロナ禍以降、久方ぶりに劇場に足を運び、映画国宝を鑑賞した。巷で話題になっていることはネットで見聞していたが、観る気には至ってなかった。知人との会食で「国宝、観に行きましょうよ」「ああ、歌舞伎を扱った映画ねえ」。渋りながらの返答に「映画、…

百年の孤独 夏休みの大人 1

百年の孤独をネットフリックスで視聴した。原作は読んだことは無いが、同名の焼酎は呑んだことがある。ガルシア・マルケスの小説を酒名にした小粋さに惹かれ、発売されたばかりの頃に1ダースを醸造元から取り寄せた。自家用で呑んだり、何かのお祝い事で知人…