おはようヘミングウェイ

想う 観入る 書き表す そして存在が生まれてくる

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

限りなくアートに近いオブジェ エルメスの手しごと

エルメスの手しごと展を見て考える。職人が創りだすオブジェとは何か。職人たちは素材を活かし、確かな技巧を駆使して、ただ製品をつくっているだけなのだろうか。会場でもらったパンフレットの中に答えが出ていた。ものづくりの神髄みたいなことが書いてあ…

エルメスの手しごと 貌と手が創りだすもの

ファッションブランドものが好きな人にとって、西欧、とりわけイギリス、フランス、イタリアはそれらの宝庫である。その中の総本山と言えばブランドものがひしめくフランスだ。フランスブランドの女王格なのが高級スカーフなどでその名を世界に轟かせている…

それからの椿山荘庭園 帝都歩キ愛デス 7

18歳だった。受験のため九州の西端長崎から上京した。参考書とともに文庫のバイロン詩集を持参した。初めて見る首都東京は大きく、広かった。はとバスのツアーで東京巡りをした。のんびりとバス観光をするぐらいだから試験も終わった後だったのだろう。花…

目白の森はこうして貪欲な椿姫となった 帝都歩キ愛デス 6

林立するコンクリートの建物群に取り囲まれた目白の森。 遠目には濃い緑のこんもりとした木々に覆われた景色となっている。 都会の喧騒とは一線を画した静謐なる時間が流れているのだろうか。 そこに何があるのかは、行ってみなければ分からない。 きちんと…

Oh my Goddess HELGA! 帝都歩キ愛デス 5

人の面白さはいろいろあるが、擦れ違う他人の顔こそが面白さの原点でもある。それは人それぞれの多様性を語り、その人自身の生き方と暮らしぶりを表す。対面した顔の印象から、その人への関心や興味、感慨を抱いていく。ひと目で印象に残る場合もあれば、ま…

大隈庭園 帝都歩キ愛デス 4

♪都の西北 早稲田の杜(もり)に 聳(そび)ゆる甍(いらか)は われらが母校♪ 早稲田大学校歌1番の冒頭の一節である。大学によれば、創立25周年の明治40(1907)年10月に出来たという。110年前に歌われた大学風景は現在一変している。一見し…

都の西北はどっちだ 帝都歩キ愛デス 3

高校と大学の違いはなんだろうか。いろんな風に説明ができるが、一目瞭然の答えとなるのが学生たちの服装の違いだろう。高校が学生服や制服という同じ服装に対して、大学は多種多様、各自が好きな服装をしているということだろう。服装の気ままさは、そのま…

御茶ノ水駅下車なら味一番 帝都歩キ愛デス 2

乗り物が大好きである。飛行機、自動車、自転車、列車、路面電車、バス、バイク、ヘリコプター、ヨット、足踏みペダルで動く白鳥型ボート、潜水艦、漁船、カヌーなど、なんでもござれとなる。少年時代などは、さらわれてもいいから空飛ぶ円盤、いわゆるUF…

羽田空港で珈琲を 帝都歩キ愛デス 1

もろもろの用があって上京する。九州から空路、帝都の空の玄関口を目指す。「進路左側に富士山が見えます」。パイロットのアナウンスを受けて、窓を覗く。富士の高嶺はどこかいな? 雲しか見えないな。そう思っていると白い雲海からひと際抜きんでた黒いシル…

秋の庭に捧げる頌歌

中秋の名月が地表を照らしている。日々の月光を糧にして草花は秋の彩りを自ら表していく。晩夏は過ぎ去り、秋が緩やかな風に紛れて忍び寄ってくる。さあ、庭に出て、秋の風情を味わおう。 グリーンサムを自称する吾輩はグリーンのサンダルを履いてグリーンガ…